【第2回】DIY可能型賃貸に向いている空き家・向いていない空き家の違い ― 静岡の事例から考える失敗しない判断基準 ―

DIY可能型賃貸は「静岡ではまだ少数派」
静岡県内では、
そもそもDIY可能型賃貸として募集されている物件自体が
まだまだ少ないのが現状です。
そのため、
空き家を「DIY可能型」にするだけでも
一定の差別化にはなります。
しかし実際には、
こんな相談も非常に多く寄せられます。
「DIY可にしたけど全然決まらなかった」
「トラブルが不安になって、結局やめてしまった」
「管理会社にはオススメされなかったので諦めた」
DIY可能型賃貸は、
設定しただけで必ずうまくいく方法ではありません。
物件の条件や管理体制を誤ると、
差別化どころか「扱いづらい物件」になってしまうこともあります。
だからこそ重要なのが、
その空き家がDIY可能型賃貸に向いているかどうかを
事前に見極めることです。
DIY可能型賃貸に「向いている空き家」の特徴
まずは、静岡の事例から見えてくる
DIY可能型賃貸に向いている空き家の特徴を整理します。
① 築年数は古いが、構造がしっかりしている
DIY可能型賃貸は、
「古さ」がマイナスになりにくい貸し方です。
築年数が古くても、
・雨漏りがない
・基礎や柱に大きな劣化がない
・シロアリ被害が深刻でない
こうした条件を満たしていれば、
内装は入居者の手で十分カバーできます。
静岡では、
昭和40〜50年代の木造住宅が多く残っており、
この年代の住宅はDIY可能型と相性が良いケースが多いです。
② 立地が「便利すぎない」エリア
意外に思われるかもしれませんが、
DIY可能型賃貸は駅近・中心部よりも、
・郊外
・住宅地
・自然が近いエリア
こうした場所の方が向いています。
静岡では、
「駅徒歩〇分」よりも
「広さ」「庭」「静かな環境」を求める層も多く、
DIYを楽しみたい人と相性が良いのです。
③ 家賃を相場より少し抑えられる
DIY可能型賃貸は、
入居者が手間と費用をかける前提のため、
家賃設定が非常に重要です。
相場と同じ、
もしくはそれ以上の家賃設定にすると
「だったら普通の賃貸でいい」と判断されがちです。
静岡では特に、
家賃と自由度のバランスが成否を分けます。
庭が広い一戸建ての場合は、周辺相場より少し高めの賃料設定でも
成約した事例があります。
DIY可能型賃貸に「向いていない空き家」
一方で、DIY可能型にしても
うまくいきにくい空き家も存在します。
① 老朽化が進みすぎている物件
・雨漏りがある
・給排水設備が使えない
・耐震性に不安がある
こうした物件は、
DIYの範囲を超えています。
入居者に任せる以前に、
貸主側が最低限整備すべきラインを
超えていないかの確認が必須です。
② DIYのルールを決められない物件
「どこまでDIYしていいのか」
「退去時はどうするのか」
これを曖昧にしたまま募集すると、
トラブルの原因になります。
静岡でも、
「原状回復で揉めた」
「勝手に壁を壊された」
といった相談は少なくありません。
DIY可能型賃貸は、
自由にする代わりにルール設計が必要です。
③ 管理・対応ができないケース
DIY可能型は、
通常の賃貸よりも問い合わせが増えやすく、
・事前相談
・工事内容の確認
・近隣対応
こうした対応が求められます。
遠方に住んでいる、
管理に時間を割けない場合は、
専門家を入れずに行うのはリスクが高くなります。
また管理会社によってはDIY可能型賃貸に慣れていないため、
DIY可能型賃貸での募集をしてもらえないことも
多々あると聞いています。
興味のある方は弊社へお問合せ下さい!
「DIY可にしたのに決まらない」本当の理由
静岡で多い失敗パターンは、
「DIY可」という言葉だけを前面に出してしまうことです。
本来は、
・どんな人に住んでほしいのか
・どんな暮らしができるのか
・どこまで自由なのか
これをセットで伝えなければ、
魅力は伝わりません。
DIY可能型賃貸は、
募集設計そのものが重要な貸し方なのです。
まとめ DIY可能型は「向き・不向き」の見極めがすべて
DIY可能型賃貸は、
静岡ではまだ競合が少なく、
うまく使えば強い差別化になります。
しかし、
・自分の物件が適しているか
・ルール設計
・募集の仕方
これを誤ると、
「決まらない」「不安だけが残る」
結果になってしまいます。
だからこそ、
自分の空き家がDIY可能型に向いているのかどうかを
最初にプロ目線で確認することが重要です。
静岡の空き家事情を知っているからこそ、
向いている・向いていないを正直にお伝えします。
👉 無料で相談してみる
次回予告(第3回)
次回は、
「DIY可能型賃貸で実際に起こりやすいトラブルとその回避方法」を
静岡の相談事例をもとに解説していきます。
「やってみたいけど不安」
そんな方こそ、ぜひ続けて読んでみてください。

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