東静岡だけじゃない 牧之原・静波の再開発が生む“新しい静岡県中部”の可能性

静岡県中部エリアで再開発が加速しています。
これまで注目の中心は静岡市や浜松市でした。しかし2025年に入り、東静岡の大型アリーナ計画が具体化しただけでなく、
牧之原市IC北側の大規模複合開発、さらに静波海岸でのリゾート開発も動き出しました。
今回の特徴は、「静岡市だけの話ではない」という点です。
牧之原市・吉田町・島田市・川根方面まで含め、エリア全体のポテンシャルが再評価され始めています。
空き家をお持ちの方にとって、この動きは決して無関係ではありません。
東静岡アリーナ計画が本格始動 2030年4月開業予定
近年報道を通じて話題になってきた静岡市の大型アリーナ構想が、いよいよ具体的に動き出しました。
静岡市は2025年、JR東静岡駅北口の市有地に整備する多目的アリーナの事業者を、
NTTドコモを代表とする企業グループに決定。
整備費は約363億円、2030年4月の開業を目指します。
事業主体となるのは「ザ・シズオカ・アライアンス」。
静岡鉄道や静岡ガス、ベルテックス静岡など地元企業を含むグループに、
JR東海や東レアローズ静岡などが協力企業として参画します。
計画概要は以下の通りです。
- 敷地面積:約2万9,000㎡
- 鉄骨4階建て
- メインアリーナ:約1万席
- サブアリーナ:約200席
- 年間来場者数:最大112万人想定
ベルテックス静岡や東レアローズ静岡のホームアリーナとして活用されるほか、人気アーティストの大型コンサート誘致も想定。さらにフードホールやラウンジなどを整備し、単なる“箱”ではなく滞在型施設として設計されます。
災害時には物資集積所や避難所として機能する防災拠点の役割も担います。
建設はPFI方式を採用。市が約300億円を負担し、企業側は運営権対価として約63億円を支払う想定です。
開業10年間での経済波及効果は約1,537億円と試算されています。
構想自体は1991年から温められてきた計画。
30年以上の議論を経て、いよいよ本格始動する形です。

空き家オーナーにとっての意味
アリーナ建設は、すぐに地価を押し上げるものではありません。しかし、
・来訪者増加
・周辺商業施設の活性化
・賃貸需要の一部増加
・地域ブランドの向上
といった波及効果は中長期的に見込まれます。
特に東静岡周辺で空き家をお持ちの場合、「売れないエリア」と判断する前に、
今後の需要変化を踏まえた検討が重要になります。
牧之原市IC北側 約17万㎡の大規模複合開発
牧之原市では「(仮称)MAKINOHARA HILLS PROJECT」が本格始動します。
大和ハウス工業が手がける本プロジェクトは、約171,437㎡の広大な土地を活用する複合開発です。
開発内容
- 商業施設区画(2区画)
- 産業・物流施設区画
- 戸建住宅区画
- 将来的にホテル整備も想定
完成は2030年冬頃を予定しています。

立地の強み
- 東名高速「相良牧之原IC」から約300m
- 富士山静岡空港まで約8km
- 御前崎港まで約20km
「陸・海・空」の交通ネットワークが揃う希少な立地です。
物流拠点整備は、雇用創出と人口流入の可能性を持ちます。
空き家への影響
牧之原市・吉田町・島田市周辺では、
・企業進出による賃貸需要
・社宅需要
・戸建て需要の底上げ
が起きる可能性があります。
これまで「郊外」と見られていたエリアが、交通インフラを武器に再評価される局面に入っています。
静波海岸リゾート開発 2029年春完成目標
牧之原市では、静波海岸周辺で総事業費約60億円規模のリゾート開発が進みます。
計画内容
- 温浴施設
- 飲食店を備えた複合施設
- 海浜公園
- スケートボード場
- ホテル改修
- 将来的にリゾートマンション構想
2029年春完成を目標としています。

なぜ注目なのか?
静波は県内有数のサーフスポットです。
加えて、
・釣り
・キャンプ
・マリンスポーツ
・川根方面の自然観光(SLなど)
観光資源が豊富です。
東京から新幹線で約1時間、空港も近く、車移動もしやすい。
「都市近郊リゾート」という立ち位置が明確になりつつあります。
ワーケーション・二拠点居住という新しい需要
コロナ禍以降、テレワークは定着しました。
その結果、
・自然環境のある地域での長期滞在
・都市と地方の二拠点生活
・小規模宿泊施設への転用
といった動きが全国で広がっています。
静波・牧之原エリアは、
✔ 海が近い
✔ 山が近い
✔ 空港が近い
✔ 新幹線で首都圏アクセス可能
という希少な条件を持っています。
空き家は「住まない住宅」ではなく、「滞在資産」に変わる可能性があります。
空き家オーナーが今考えるべき3つのこと
① 売却タイミングの再検討
再開発が動き始めた今、相場を一度確認する価値があります。
② 活用可能性の検討
民泊、賃貸、リノベーション転用など、選択肢は増えています。
③ 維持コストとの比較
固定資産税や管理コストを把握し、将来の負担を整理することが重要です。
静岡県中部は“分散型成長”へ
今回の再開発は一点集中ではありません。
・東静岡(都市集客型)
・牧之原IC北側(産業・物流)
・静波(観光・滞在型)
それぞれ異なる性格を持ちながら、エリア全体の可能性を押し上げています。
これは「中心部だけが強い構造」からの変化とも言えます。
まとめ 空き家は“負担”にも“可能性”にもなる
静岡県中部は、いま確実に動いています。
再開発は完成後よりも「計画段階」の方が重要です。
情報を持っているかどうかで、
売却・活用・保有の判断は変わります。
空き家は、
・放置すれば負担
・活かせば資産
になります。
静岡県中部の再開発動向を踏まえた
空き家売却・活用のご相談は下記で受け付けています。
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「まだ何も決めていない」という方こそ、
まずは現状整理から始めてみてください。

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